モンテッソーリ流『自分でできる子』の育て方 2019/4/16(火)
えんぜる保育園では、モンテッソーリ教育を行っています。今までにもホームページで、モンテッソーリ教育のことは、幾度となく、発信してきました。 今年度は、1冊の育児者を基に子どもの発達や特徴、子どもの意欲や主体性を養う手だて、関わり方のポイントなどをお伝えできたら…と考えております。
第1弾‼ 【イヤイヤ期について】
1歳半〜3歳くらいの“イヤイヤ期”が出てきているお子さんもおられるかと思います。
この“イヤイヤ”や、子どもなりの“こだわり”、また、“何度も同じことをくり返す”のにも意味があるのです。 イヤイヤ期にさしかかる時期の子どもの特徴として、「秩序の敏感期」というのがあります。簡単に説明すると、秩序や順番にとてもこだわる時期のことです。
「急いで!」の言葉に反応しないのは、自分がつくった順序にこだわっているから。
急いでいる時に限って、子どもの行動がのんびりしていて、イライラさせられることはよくありますよね。
例えば・・・ 朝、お母さんが「ほら、靴下履いて。次はTシャツよ」と声かけながら着替えさせようとしたところ、「ちが〜う!」と泣いたりすることってありませんか?
それは、①Tシャツ ②ズボン ③靴下、など子どもがそれまでに身につけた順番にこだわりがあり、その順番を守ろうとしているのです。それを無視して違う順に着せようとすると、子どもは順序が乱されて、頭の中が混乱してしまうのです。
日頃から、子どもがどんな順序で支度をしているのか、しっかり観察しておくことが必要です。
子どもの中にある答えを引き出そう!
子どもが順序にこだわっているのだから、子どもに考えさせて、答えを引き出していけばいいのです。「次は○○じゃないかな?」「次は何をするのかな?」といった具合です。 また、「時間ないから、お手伝いしてもいい?」とたずねると、自分でサッと終わらせることもあります。
親にしてみれば、上着が先でも、帽子が先でもいいことのように思えますが、順序を決めて、その通りに行うというのは、将来、『自分で考え、段取りをとる』ようになるための準備なのです。
伸びる子を育てるには
*順序へのこだわりを認める
*親は、子どもが経験から身につけた順序を乱さない
これがとても大切なのです。
引用文献:自分でできる子 著者 神成美輝
第1弾‼ 【イヤイヤ期について】
1歳半〜3歳くらいの“イヤイヤ期”が出てきているお子さんもおられるかと思います。
この“イヤイヤ”や、子どもなりの“こだわり”、また、“何度も同じことをくり返す”のにも意味があるのです。 イヤイヤ期にさしかかる時期の子どもの特徴として、「秩序の敏感期」というのがあります。簡単に説明すると、秩序や順番にとてもこだわる時期のことです。
「急いで!」の言葉に反応しないのは、自分がつくった順序にこだわっているから。
急いでいる時に限って、子どもの行動がのんびりしていて、イライラさせられることはよくありますよね。
例えば・・・ 朝、お母さんが「ほら、靴下履いて。次はTシャツよ」と声かけながら着替えさせようとしたところ、「ちが〜う!」と泣いたりすることってありませんか?
それは、①Tシャツ ②ズボン ③靴下、など子どもがそれまでに身につけた順番にこだわりがあり、その順番を守ろうとしているのです。それを無視して違う順に着せようとすると、子どもは順序が乱されて、頭の中が混乱してしまうのです。
日頃から、子どもがどんな順序で支度をしているのか、しっかり観察しておくことが必要です。
子どもの中にある答えを引き出そう!
子どもが順序にこだわっているのだから、子どもに考えさせて、答えを引き出していけばいいのです。「次は○○じゃないかな?」「次は何をするのかな?」といった具合です。 また、「時間ないから、お手伝いしてもいい?」とたずねると、自分でサッと終わらせることもあります。
親にしてみれば、上着が先でも、帽子が先でもいいことのように思えますが、順序を決めて、その通りに行うというのは、将来、『自分で考え、段取りをとる』ようになるための準備なのです。
伸びる子を育てるには
*順序へのこだわりを認める
*親は、子どもが経験から身につけた順序を乱さない
これがとても大切なのです。
引用文献:自分でできる子 著者 神成美輝