おうちでできるお手伝い 2020/5/20(水)
どんなことにも興味津々な子ども達。大人が何かしていると「ぼくも」「私も」とやってくることも多いのではないでしょうか?子どもには模倣期といって、身近にいる大人の言動を何でも真似したいやってみたいと思う時期があります。子ども達とゆとりを持ってすごせる今だからこそ、この“やってみたい”気持ちを生かしてできるお手伝いをご紹介したいと思います。
・靴をそろえる
…靴がバラバラになっていたら合わせるように声をかけたり、靴箱に入れる時は「靴のお顔が見えるように入れようね」と伝えるとマナーとしても身についていきますよ。
・洗濯物をたたむ
…タオルやハンカチなどは角と角を合わせる所を見せてあげると真似をしやすいです。服などでも「お袖、お袖、半分こ」と順番を伝えながら一緒にやってみて下さい。
・食卓の準備、後片付け
…机を拭いたり、家族分のお箸や食器を並べたり。食べ終えたお皿を「お母さんの所まで持ってきてね」と運んでもらうことも立派なお手伝いです。
・植物の水やり
…小さめのじょうろがあると持ちやすく扱いやすいです。お庭やベランダなど屋外だと多少、水がこぼれても安心なので失敗を気にせずできてオススメです。植物の成長も一緒に楽しむことができますね。
この他にも工夫しだいでできることは色々あると思います。子ども達はお手伝いを通して、自分でできた達成感や、「ありがとう、助かったよ」と誉められたり、役に立てた満足感を味わうことができます。この自信が自立へとつながっていくのです。子どもにお手伝いをさせると時間がかかってしまう…、失敗すると後片付けが大変…という想いも少なからずあるかもしれません。しかし、その後片付けも一緒に行うことで、失敗した時の対処の仕方を学ぶことにもつながります。子どものやる気を大切にして、できそうなことから、一緒に始めてみて下さい。