『睡眠の大切さ 〜今の子ども達の姿より〜』 2021/9/16(木)
−生活リズムを整えましょう−
運動会に向けて運動遊びやリズム遊びなどを行うことで、より身体を動かす時間が増えた子ども達。
体は疲れているのに睡眠時間が短いと、日中にちょっとしたことでイライラする、給食を食べている途中で眠くなる…など、実際にこのような姿が見られます。
就寝時間が遅いのに起床時間は早いなど、大人と同じような生活リズムになっているのではないでしょうか?
−子どもの姿から…体調が悪く朝から情緒が不安定になっている−
生活・睡眠のリズムが整っていると、登園時から元気よく挨拶ができ、朝の支度をすぐに済ませ、スムーズに活動に入ることができます。
活動中も元気に身体を動かしたり、常に気持ちが落ち着いており生き生きとした姿が見られます。
一方でリズムが整っていないと、一日中ぼーっとしていたりすぐに感情的になったりと、精神的に不安定になります。また、食事中に眠くなり満腹になるまで食べられないことで午睡から早く目覚める子や、
逆になかなか目が覚めずいつまでも眠っている子もいます。
−身体を思いきり動かす(歩く・走る・跳ぶ・外で遊ぶなど運動をする)−
園生活でも身体をたくさん動かす日とあまり動かさない日とでは、午睡時の寝つきに違いがあります。
コロナ禍で運動する機会は減っていますが、自転車やベビーカーではなく普段から一緒に歩いたり、帰宅時に家の周りを少し歩いてみるなど、歩くことを習慣化して身体を動かすといいですね。
−早寝・早起き・朝ごはんの習慣−
「寝る子は育つ」という言葉通り、睡眠中に脳の中の記憶を整理したり、成長ホルモンの分泌によって骨や肉体が形成されるなど、睡眠は子ども達が健康的に成長するためにとても重要です。
生活リズム・睡眠時間を整えるために「早寝・早起き・朝ごはん」を心がけ、毎日元気に過ごせるように子ども達の心身を守っていきましょう。