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子どもの家 通信

子どもの家 通信「なかよし子どもの家」「あおぞら子どもの家」
福岡市南区和田1丁目22−31 みのはらハイツ101
「おおはし子どもの家」「すくすく子どもの家」
福岡市南区大橋1丁目19−16 大橋セントラルハイツ1階
「えんぜる子どもの家」
福岡県福岡市南区折立町5-18 第2よし川ビル1階
での楽しい活動の様子をお伝えします。
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『モンテッソーリ教育によるお仕事の充実化』 2022/1/13(木)

 モンテッソーリ教育によるお仕事の充実を図るために、新年が始まってすぐの5日から8日までの4日間、数名の職員で、モンテッソーリ教育(日常生活)についての研修に行って参りました。そこでの学びとともに今後、進級・移行に向けてどのようなことを心掛けて子ども達と関わっていくのか、またどのようなお仕事の取り組みをしていくのか紹介していきます。

【モンテッソーリ教育によるお仕事日常生活の研修を受けて】

 なぜモンテッソーリ教育を行うのか。子どもは、見たり聞いたりするだけでは学ぶことはできません。子ども達は『できないのではなくて、やり方がわからない』だけです。そこで、実生活の中から動きを取り出して、繰り返し練習できるように環境を整えたり、子どもが『できた』という達成感を感じて、自信や意欲に繋げ最終的には自立できるように私たち大人がやり方を見せてあげます。

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進級・移行・卒園に向けてよりよい教具づくり】

 進級・移行・卒園に向けて残りわずかとなりました。取得したい動きをお仕事の中に取り入れようと新しい教具を準備しました。新しい教具に一生懸命取り組んでいる様子を紹介します。

 0歳児は、発達に差がありますが、やりたい意欲が強く、手首の動きを繰り返し楽しんだり、スプーンを持ってあけ移したり、興味が高まっていることに対して環境を準備し、できるだけ経験を増やしていきます。

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 1歳児は、パジャマでの午睡が始まり、ボタンを留めたり外したり苦戦するため、着衣枠やボタンの教具で練習しています。着脱も初めは私たち大人が提示しながらやり方を示し、徐々に“自分で”できるよう関わっていきます。

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 2歳児は、幼児クラスになると「お弁当包み」を毎日するようになります。空のお弁当箱と風呂敷包みを使って、お仕事の中で手首の返し方や結び方を繰り返し練習しています。また、文字や数字への興味も出てきており、提示を繰り返すうちに「いち、にー、さん」など言葉にしながら、行う姿があります。また、あまりやったことのなかった感覚教具で大きい小さい、高い低いといった概念も少しずつ理解できるようになってきました。

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私たちは今後も子ども達が「やった!できた!」という満足感・達成感を味わえるよう、そして「自分は出来る」という自信が生まれ、最終的に自立に繋げられるよう関わっていきます。ぜひ、ご家庭でも朝の準備やパジャマの着脱など子ども達と“一緒に”励ましたり、褒めたり言葉をかけながらやってみてください。

子ども達の成長の姿に驚かれると思いますよ♪

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