「和田子どもの家が10周年を迎えるにあたり、 これからの保育の取り組み」 2022/8/19(金)
平成24年8月に開園した和田子どもの家が、今年で10年目を迎えました。
今まで、保育に携わってきた先生方への感謝の気持ちと、これからの保育に向かって心新たに頑張っていこうと、ささやかながら、本園にて「和田子どもの家10周年記念式典」を行いました。
それでは、和田子どもの家についてご紹介します。
和田子どもの家の歩み
平成24年8月 和田家庭的保育室開園 定員 20名でスタートしました。
小規模保育施設第1号の「和田子どもの家」は、待機児童が増えたことにより、福岡市から南区で一番目に、えんぜる保育園が推薦され設立となりました。
「家庭的保育室」として、子ども達がほっとできる温かみのある保育を大切に、季節ならではのあそびやモンテッソーリ教育によるお仕事、クッキング保育など様々なことに取り組んできました。
〜開園当時の保育の様子〜
0歳児もお散歩へ…
お仕事もしっかり取り組んでいます
ごっこあそびも大好き!
10年間をふりかえって・・・
先日行った記念式典では、和田子どもの家の開園時の事を篠﨑園長をはじめ開園当初管理者をされていた、森田佳子先生よりお話を伺うことができました。
当時、一番に考えたのは「子ども達が安心して過ごせる保育環境作り」だったそうです。
モンテッソーリ教育の導入や0,1,2歳児それぞれの発達を大切にした保育内容などを考え、子ども達が主体的に活動ができるためには?を職員みんなで考え、試行錯誤しながら作り上げていったそうです。何度も何度も話し合いを重ね、職員みんなが同じ方向を向いて保育ができるよう努力されてきたこと聞き、胸が熱くなりました。
〜記念式典の様子(本園 ホールにて)〜
また、当時の様子を写真を通して振り返ってみると、クッキング活動でのだご汁づくりや田植え活動の様子、親子遠足で訪れた中之島公園、そうめん流しや本園でのおもちつき等…、たくさんの体験活動や地域の方との交流の様子をみることができました。どの写真も、子どもたちの素敵な笑顔で溢れていました。近年は新型コロナウイルスの影響で難しい状況になっていますが、やはり、体験活動は人と人とのつながりになる大切なことだと感じました。
園近くの田んぼへ。
夏はそうめん流しもしました!
和田子どもの家にだけある、庭園。
菜園や外遊びをしています。
常に子ども達の事を一番に考え、職員間で切磋琢磨しながら保育を行ってきたこと、その思いを拝聴する中で創立10周年の深さを改めて感じる式典となりました。
「子どもの家」としてこれからも大切にしていくこと
開園当初からの保育への思いは、今の職員へと受け継がれ、お仕事活動やさくらんぼリズム、毎日のお散歩、そして一人ひとりに合わせた関わり、「小規模保育施設」ならではの温かみのある丁寧な保育を今後も大切にしていきたいと思います。そして、厳しい状況下ですが、工夫をし、体験活動や季節ならではの保育など子ども達の成長の一つとなるよう、取り組んでいきます。
子どもの家3カ園、0歳児から2歳児の縦割りクラスで家庭的な雰囲気の中、「子どもは未来の希望」をスローガンとし一人ひとりを大切にした保育を行っていきます。