「なぜ?どうやったらいいの?」皆さんの悩みに答える子育てワンポイント① ~食事編~

クラス懇談会や、個人懇談のアンケートを通し、保護者の皆さまが「食事」に関しての悩みが多く、困っている様子がうかがえました。少しでも解決策を一緒に考えることができればという思いから、今月は保護者の皆さまからご相談の多い「食事」についての園での生活を、ワンポイントアドバイスを交えながらご紹介していきたいと思います!
☆食事に興味がない、偏食が多い
◎まずは、「どんな食材の何を苦手に感じているのか」見てみましょう!
例えば、モサモサ、パサパサした食感が苦手(魚・芋・豆類など)、生野菜の味や食感が苦手(レタス・サラダ菜・きゅうりなど)子どもによって苦手を感じる原因は様々です。
そんな時は・・・苦手に感じている食材を、いつも食べているカレーやスープに入れて調理してみてはどうでしょうか?味付けをいつもと変えたり、とろみをつけることも効果的です♪
◎食への関心を高めよう!
大人が苦手な食べ物はなかなか食卓に出ていなかったりしていませんか?口にする経験がないと「美味しいのかな…?」と警戒し、「食べない」になることも。美味しく食べるところを大人が見せることが「食べてみたい!」に繋がる大切な一歩です。また園では、給食の時間に“お野菜紹介”を行っています。その日の献立に使われている野菜の実物を紹介し、実際に触れることで色や形、匂いに興味が持てる様に関わっています。



☆食具を持たない 手づかみで食べてしまう 自分で食べない(甘えてる?)
◎もしかすると食具のサイズが大きかったり、すくいにくい、といった、お子さんなりに困っていることがあるのかもしれません。もう一度見直してみてもよいかも。また甘えたい気持ちやスキンシップが「アーン」して食べさせてもらうといった形になっているかもしれません。身体を思いっきり使ってスキンシップをとってみると、解決できることもあります。



お仕事活動を通して、3本指をしっかり使う事で箸を上手に使える様になりました。またこれから鉛筆の持ち方などへと繋がっていきます。
☆食べこぼしが多い
◎まずは食事中、正しい姿勢、座り方が出来ていますか?
また、食器の位置がばらばらになっていると食べこぼしの原因に!


「美味しいね!」「楽しいね!」と明るい声が聞こえる楽しい食事ができるようになるといいですね!



今回は「食事」についてのワンポイントアドバイスを掲載させていただきました。
これからも定期的に保護者の皆さんのお悩みに少しでも寄り添えるブログを掲載できたらと考えております。ぜひご覧ください。