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『職員全員での学び ー園内研修ー』

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『職員全員での学び ー園内研修ー』

『職員全員での学び ー園内研修ー』

子どもの家では毎月1回、職員全員で園内研修を行っています。

今月の園内研修は『モンテッソーリ教育』についてです。

モンテッソーリ教育によるお仕事は、日頃から取り組んでいますが、

今回は外部の研修に参加した職員を中心に、“日常生活の練習”について学びました。

まずは参加した研修はどのようなものだったか、また何を感じ何を学ぶことができたのかを

全員で共有しました。

その後、各グループに分かれて、それぞれのお仕事の提示の仕方を見ることで、子どもへの関わり方や提示する時のポイントを学び合いました。

【注ぐ】

【手を洗う】

【台を拭く】

他にも、「立つ・座る」「あけ移し(スプーン・箸)」「絞る」「着衣枠(ボタン・お弁当包み)」「じゅうたんの巻き広げ」「食器洗い」などの内容を行いました。

その際に、より詳しく内容を知るために、疑問に思ったことはすぐに質問したり、職員同士での意見交換も活発に行われています。

普段、私たち大人は何気なく行っていることですが、子どもたちはやりたくてもやり方が分からないので、一つひとつの動きを分析し、丁寧にやり方を伝える(提示)ことで、子どもたちもやり方が分かり、

動きを習得していきます。

また、どのように提示すれば、子どもたちがわかりやすいかを知るために、各自で自主練習も行います。

実際にやってみると、ポイントを考えながら行うことは、見ている時よりも難しさを感じるため、職員は何度も何度も繰り返し用具に触れていました。

また、参考資料を基に、今の子どもたちの発達段階や興味関心に合わせて、それぞれの子どもの家で手作り教具も作っています。

毎日取り組んでいるモンテッソーリ教育によるお仕事を深く学ぶことで、子どもたち一人ひとりの発達に合った用具や教具を把握し、子どもへの適切な関わりをすることを常に意識しています。

今後も、子どものより良い発達や成長に繋げていけるよう、各子どもの家で提示会を行ったり、日頃から職員同士で提示の仕方を教え合いながら、モンテッソーリ教育を深めていきたいと思います。

そして、子どもたちが様々な動きを獲得し、自分のことが自分でできるように「自分で」の気持ちを大切に関わっていきます。